糸リフトに失敗や副作用はあるのか


糸リフトは、溶ける糸を使ってたるみを治療することができる施術です。切らずに行えるリフトアップ施術のため、手軽に受けることができると注目されています。しかし、失敗例や副作用も報告されていて気になっている方もいるでしょう。糸リフトの失敗例や副作用についてお伝えします。

目次

糸リフトの失敗事例について

笠先生、糸リフトの失敗例についての情報を見てしまい、施術を受けるのが不安になってしまいました。失敗することもあるのでしょうか?

笠院長

糸リフトで起こる失敗は、医師の経験不足によるものが多いです。失敗として挙げられる事例としては、強いひきつれ、肌表面の凸凹、糸が透けて見えるということがあります。

強いひきつれ感が出る


糸リフトを行ってすぐは、引きつれ感が出る場合があります。通常は1ヶ月程度で糸が馴染んでいきますので、引きつれ感も徐々におさまっていきます。しかし、それ以上経過しても引きつれ感がある場合は、糸で皮膚が強く引っ張られ過ぎていると言えます。糸を挿入する位置、挿入本数が重要な施術となりますので、経験豊富な医師の施術を受けることで、このようなリスクは低くなるでしょう。

肌表面の凸凹がある

肌の凸凹に関しても、糸を挿入してすぐは生じやすいです。凸凹とした突起がついている糸を挿入すると、肌表面が凸凹して見えてしまいます。通常は1週間から2週間程で糸が馴染んでいき、目立たなくなります。ただし、それ以上経過しても目立つ場合、糸を挿入する位置が正しくなかった可能性があります。経験豊富な医師の施術を受ければ、このようなリスクは避けることができます。

糸が透けて見えてしまう

糸が透けて見えてしまうという事例は、皮膚の薄い方で起こりやすいです。しかし、挿入する箇所をしっかりと見極めていれば、皮膚が薄い方でも糸が透けて見えることは起こりにくいと言えます。

 

失敗のリスクは、経験がある先生に相談すれば回避できるのですね。

笠院長

はい。糸リフトの施術は、医師の技術力で仕上がりが左右されるものです。経験と実績があるクリニックで、よく相談されてから受けるようにしてください。

糸リフトを受けることで、副作用はあるのでしょうか?

笠院長

糸リフト直後から数日間は、口が開けにくくなる、内出血、腫れ、痛み、引きつれなどがあります。切る施術ではないため、大きな副作用はほぼありませんが、稀に糸に感染してしまう場合があります。赤く腫れた状態が続く場合は、すぐにクリニックにご連絡ください。

 

まとめ

糸リフトの失敗や副作用についてお伝えしました。経験豊富な医師が施術を行うことで、失敗のリスクは減らすことができます。施術を受ける場合は、慎重にクリニックを選びましょう。

KILICLINIC 院長医師 笠写真

KILI CLINIC 院長/医師

笠 智就
りゅう ともなり

2009年 香川大学医学部 卒業
2010年 熊本大学医学部附属病院 卒後臨床研修
2012年 熊本大学医学部附属病院 整形外科
2013年 熊本赤十字病院 整形外科
2016年 共立美容外科
2020年 共立美容外科 岡山院院長
2022年 KILI CLINIC開院